【第5話】大人が子供から学ぶということ

こんにちは。

9月の子ども食堂
雨にもかかわらず50人分のシチュー完食
皆さんありがとうございます。

先月に引き続き今月と
限定ではありますが
大学生の方がボランティアにきてくださいました。

彼女たちを見て思うこと
私が10代にボランティアなんていう価値観
なかったなあと
彼女達が何をみて、感じ、糧にするのか
少なくとも2度のご縁が
彼女達の人生の根っこの一部になってくれたら
子ども食堂の意義は
対、子ども達だけでは止まらない
大きな価値を感じる

始めた頃には
描いていなかった部分
気づきをくれたのも
彼女たち
ココカラを選んで良かったです!
また遊びに行きたいです!
って言葉をおくってくれた
もう、なけちゃうでしょ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

ありがたい

そして
もうひとつね
子ども達からもらった気づきのお話

ココカラは毎回お寺おやつクラブさんから
おやつを頂いています。
大半の子が食事を終えた後で
暗黙のおやつ係さんがいてね

「おやつ配りまだ?」

と私の元へきます。ダンボールに小包装になったのを、ざーっと開けて
じゃ今日は一人2つだね
って彼女となんとなくで意思確認。
ただその日は一種類だけ同じものが50個あったので
この50個あるのはみんなひとつずつ、となりました。

しばらくするとその彼女が
ねー、2つって言ったのにあの子3つもとったー!
と訴えるわけです。
手を見るとわ見た事実だけは確かに3つ持っている

するとその子はムッとした顔をして
俺は2つしかとってないよ!
この2つを自分で好きなの選んだ!
と左手に握る2つを目の前に突き出してきました。

今度は右手に握る50個ある強制のひとつを突き出して
これはおれが選んだんじゃないもん
これはひとつ必ずとってねと言われたから持っているだけだ!

強制のひとつを含めた2つ
とは、確かに誰も言っていない。
たとえ、私や彼女がそのつもりでも
彼にとっては違った

あなたの解釈違うよ!
ととがめると
彼の考えは否定になってしまう
大事なのはそのAとBを
子ども達がどうひとつにまとめるか
考える時間に意味がある

結果
その子の発信を機に
強制のひとつ+好きな2つ

となったのです。

大人が見た事実と
その子が理解した事は
一緒ではないという事

私たち大人が一番覚えておかないといけない事だと改めて感じました。

子ども食堂

大人の気づきの場

私の慕うある方が送ってくださった言葉

学びはいつも子どもから
この事を忘れない大人は
子どもと一緒に過ごす事をゆるされます

皆さんにも届けたい。

今日も読んでくださりありがとうございます。